石黒菖 気象予報士がお伝えする〈新潟の天気〉
4月19日、日中の新潟市内の様子を見ると、雲がないですね。
県内、最高気温は18日よりも2~4℃高くなったところが多く、ほぼ平年並みと、この時期らしい気温になりました。
そして19日は、晴れれば20℃以上になる暖かい空気が流れ込んで来ていたため、関東では夏日になったところが多かったです。
この暖気は20日、県内にも流れ込んで来そうです。
【4月20日(木)の天気】
19日夜は、日本付近に高気圧がどっしりと構えるため、よく晴れそうです。
20日になると、高気圧が少し離れてはいくのですが、青空が広がるでしょう。夕方は佐渡や下越で少し雲がかかりますが、天気の大きな崩れはなさそうです。
〈気温〉
各地、最高気温を見てみると新潟市で25℃、長岡市で26℃、そして山沿いの魚沼市守門や津川でも26℃と、6月並みの気温になるところが多く、今年一番の暖かさとなりそう。
25℃を超えると夏日になりますが、20日は県内初めての夏日になるところが出てきそうです。
〈気温の特徴〉
上越市の時間ごとの気温のグラフを見ていきます。(各地同じ傾向)
朝はかなり冷え込みますが、日が差し始めるころから気温が一気に高くなる予想。その後、午後3時や午後6時の気温を見てみても、多少の変化はあるものの、夜まで気温がほとんど変わらないようです。
そのため、お出かけの際は暑さ対策をしっかりとお願いします。特に気をつけたいのが、車の温度。JAF新潟支部によると…
朝から車を置いた状態で、外の気温が23℃だった日中に車内の気温を測ると、50℃近くになっていたそうです。
20日は、短時間でも車の中にお子さんやペットを残さないように。そして、お出かけの際は、しっかりと水分をとるようにしてください。
〈花粉情報〉
各地少ない予想。その分、紫外線や暑さ対策が重要になってきそうです。
【20日のポイント】
青空が広がりそう。気温は25℃前後と、5月下旬~6月下旬並み。季節外れの気温となりそうです。