街中など各所に設置されている自動販売機(以下、自販機)。
自販機には、管理者名や連絡先電話番号などさまざまなステッカーが貼られています。
いずれも、利用者が安心して使えるようにするために、必要なものです。
しかし、自販機を運営している株式会社スキマデパートはTwitterで、QRコードを掲載したシールが無許可で貼られていたことが発覚したと報告しました。
読み込むと、「特定の思想へ誘導するサイト」につながってしまうとのこと。
実際に読み込んでしまった利用者からの問い合わせで、今回の事例を把握したといいます。
昨晩、新宿渋谷を中心とした地域で弊社飲料自販機に無許可のQRコードが貼られました。読み込むとある特定の思想へ誘導するサイトへ繋がります。読み込んでしまったお客様からのご連絡により発覚し全台対応中ですがくれぐれもご注意下さい。不快な思いをされた方にはお詫び申し上げます。 pic.twitter.com/v4sJniXB55
設置している自販機全台を調べ、ほかにも同様のQRコードが貼られていないかを調査中だという同社。
認可していない第三者が勝手にQRコードを貼ったということから、同社はTwitterで注意するように呼び掛けています。
同社の発信は拡散され、「前に見たことあるので気を付けます」「悪意を感じますね」「めちゃくちゃ怖い」といった反響が上がりました。
こちらのQRコードは、キャンペーン情報など、誰がなんのために読み取ってほしいのかが明らかにされていません。
街中で怪しいQRコードを目にしても、うかつにスキャンしないことが大切なのでしょう。
[文・構成/grape編集部]