次の人の洗濯物が汚れる コインランドリー店主の注意喚起に「本当にあるんですよ」

セルフサービスで洗濯機や乾燥機を利用できる、コインランドリー。
布団やカーテンといった大きな洗濯物がある時や、天候不順の時など、使用すると便利な機会は多いものです。
ただし、多くの人が利用するため、自宅での洗濯以上に気を付けることがあるといいます。
「ちゃんとオーナーに電話してください」
そうTwitterで呼びかけたのは、愛知県名古屋市でコインランドリー『あひるウォッシュ』を営む、こだのすけ(@callduck_nosuke)さん。
コインランドリーの洗濯機や乾燥機を汚した後、オーナーに連絡せずに帰ってしまう客がいるそうです。
ポケットに入れていた口紅などを取り出し忘れ、そのまま洗濯や乾燥をしてしまうと、このようにドラムがベッタリと汚れた状態に。
汚した客は「電話したら清掃代を請求されるかも」と不安に思い、放置してしまうのかもしれません。
次の人が気付かずに利用した場合、洗濯物が汚れて店側にクレームが入るでしょう。
被害の拡大を防ぐため、こだのすけさんは「『使おうと思ったらこうなっていた』としらばっくれていいので、汚したら連絡してほしいです」とつづっています。
コインランドリーの乾燥機とかに口紅とかマジックついたら、ちゃんとオーナーに電話してください。電話したら清掃代を請求されるかもと思う人は使おうと思ったらこうなってたとしらばっくれていいので、連絡して欲しいです。次の人の洗濯物が汚れるよりずっとマシです。お願いします。 pic.twitter.com/mgIX1U9sqM
なお、連絡の際は非通知でもいいとのこと。
『コインランドリーの店舗名』『何号機の機械で、場所は上下段のどこなのか』『どういう状態か』をセットで伝えてもらえれば、対処が可能なため助かるそうです。
こだのすけさんは、オーナーにきちんと連絡する大切さを次のように表現しました。
失敗は誰にでもあります。
でも、ほかの人に迷惑をかけない『思いやりのある行動』は、失敗の後でもできます。
コインランドリーに関するお願いはネット上で拡散され、「注意したい」などの反響が上がっています。
・仕事だけでなく日常でも、事態が悪化しないように報告するのは大切!
・オムツを入れてしまった人がいたようで、ドラムが吸水ポリマーだらけだったことがあります…。
・ボールペンやティッシュが入った状態で乾燥することって、本当にあるんですよ。
・洗濯前のポケットチェックと、洗濯機や乾燥機のドラム内チェックは忘れないようにします!
前の人が汚したまま放置しているのを発見した場合も、同じようにオーナーや店の連絡先などに電話するとよいでしょう。
みんなで利用している意識を持ち、使用の前後でドラム内の確認をする習慣を身につけたいですね。
[文・構成/grape編集部]