小中学生が選ぶ「苦手な教科」、4割以上が選んだ1位は?

ニフティは2月20日、「勉強・受験」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2022年12月30日~2023年1月23日、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象にインターネットで行われ、2,042件の有効回答を得た。

「勉強は好きですか?」と尋ねたところ、小中学生の55%が「好き」「どちらかと言えば好き」と回答。「好き」と答えた人の割合を小・中学生別にみると、小学生が27%だったのに対し、中学生は15%にとどまった。

一番好きな教科を教えてもらったところ、「国語」「算数・数学」「社会」がいずれも20%で同率1位に。次いで「英語・外国語活動」(15%)、「理科」(13%)と続き、「好きな教科はない」(13%)という子も一定数いるよう。

一方、苦手な教科は「算数・数学」がダントツ1位の41%。そのほか「理科」と「英語・外国語活動」が13%、「社会」は12%、「国語」は9%となり、「苦手な教科はない」という子は12%という結果に。「苦手な教科はない」と回答した子の割合を小中学別にみると、小学生(14%)より中学生(6%)の方が少ないことがわかった。

次に、学校以外で、普段勉強している場所を教えてもらったところ、小学生は「家のリビング」(46%)と「自分の部屋」(40%)に回答が集中し、どちらも4割程度という結果に。一方、中学生は「自分の部屋」が55%と半数を超え、次いで「家のリビング」が31%で続く結果に。

小中学生ともに「家のリビング」か「自分の部屋」が大半を占めたが、そのほかの場所としては「塾の自習スペース」や「図書館」、「学童」、「友達の家」などがあがった。