マヨネーズの保存は常温? 冷蔵? キユーピーの回答に「勉強になる」「気を付けます」

食卓で人気のマヨネーズ、普段はどんな場所で保存していますか。さまざまなシーンで使える調味料だからこそおいしいまま長く使えるよう、ベストな保存方法を知りたいもの。キユーピー公式がおすすめの保存方法を回答してくれました。
和洋中問わず幅広い料理で使われるマヨネーズ。手軽に使えるチューブタイプや高級感ただよう瓶詰めタイプ、お弁当にぴったりのスティックタイプなどさまざまですが、基本的な材料やおいしさは変わりません。
ただ、保存方法が間違っていればそのおいしさが損なわれてしまうのでは、と考えるマヨネーズファンも多いことでしょう。そんな疑問を解決してくれたのが、マヨネーズの製造・販売を手がけるキユーピーです。
キユーピーによると、マヨネーズの保存場所は開栓前と開栓後で違うのだとか。
・未開栓のマヨネーズ:常温で保存できますが、直射日光を避け、涼しい場所で保存
・開栓後のマヨネーズ:冷蔵庫で保存。1か月を目安に食べきる
常温・冷蔵の違いだけではなく、食べきる目安もあるのですね。マヨネーズを頻繁に使う食生活なら1か月でも大丈夫そうですが、ポイント使いが多い場合は少量サイズを購入するのもよい方法です。
確かに、スーパーのマヨネーズ売り場は常温ですが、直射日光が当たらない場所にあることがほとんどです。マヨネーズの質を落とさず、おいしさを保つ秘訣なのかもしれません。
開栓後のマヨネーズは冷蔵保存がよいとのことですが、同じ冷蔵庫でも置く場所に注意する必要があるそうです。
キユーピーのおすすめはドアポケットとのことでした。なぜドアポケットなのでしょうか。
マヨネーズは0℃以下に置かれると油が分離しますので、冷蔵庫でも冷気の当たる場所は避け、ドアポケットあたりに置いてください。
キユーピー ーより引用
なるほど、マヨネーズの原材料である油に関係があったようです。キユーピーのマヨネーズは卵黄、植物油、酢で作られています。0℃以下になり油が卵黄や酢と分離してしまうと、食感や風味が損なわれることになりかねません。
ドアポケット付近ならドアの開閉で温度がコントロールされ、0℃以下になりにくいはず。また、冷気の吹き出し口からも遠いため、庫内温度の設定を下げることがあっても油の分離は避けられそうです。
なにげなく使っているマヨネーズも、保存する場所で風味やおいしさが変わってきます。キユーピーの回答を参考にベストな場所に保存して、最後までおいしく使いきりましょう。
[文・構成/grape編集部]