運送会社のドライバーが特定の家に荷物を届けた際、受取人が不在だと、ポストに不在票を残していきます。
時と場合に応じて、荷物が宅配ボックスに入れられた場合は暗証番号が記載されていたり、持ち帰った旨がつづられていたりしますよね。
mari(@marixxxmari)さんがX(Twitter)に投稿した写真をご紹介します。
ある日の夕方、自宅にいたmariさんは、佐川急便株式会社(以下、佐川急便)の配達員から荷物を受け取りました。
次の日、ポストを確認すると、先日の夕方に届いた荷物の不在票が入っていたといいます。
どうやら配達員は、mariさんが荷物を受け取った以前にも、配達に訪れていた様子。
不在票には、配達員からのメッセージが次のように書かれていました。
「雨が心配ですので、夕方におうかがいします」
文面を見るに、配達員はmariさんの不在時、置き配や宅配ボックスに届けることはできたのかもしれません。
しかし、その日は雨。配達員は、mariさんの荷物が少しでも濡れないよう、再び届けに来ることを不在票で事前に伝えていたのです。
不在票から配達員の『思いやり』を感じ取ったmariさんは、「めっちゃいい人だな」と心を温めたのでした。
何気なく行動に移した、他人をおもんぱかった行動は、時にその人の心に『いい思い出』として強く残ることがあります。
今回の配達員のような思いやりにあふれた行動が、優しさの輪を広げていくのでしょうね。
[文・構成/grape編集部]