近大の新学長に就任予定の松村到氏が会見 「近大を世界レベルで有名にしたい」

4月1日付で近畿大、近畿大短期大学部(いずれも大阪・東大阪市)の新学長に就任する松村到氏が25日、同大学で就任会見を行った。細井美彦学長の任期が3月31日で満了することに伴って就任する松村新学長は現在、副学長、医学部長を務めている。同大学は2025年に創立100年を迎えるが、「次の100年間に順調に、より発展していく基盤を作る。次の100年間に向けて尽力したい」と決意を述べた。
2018年に就任した細井学長は新学部の情報学部開設、20年からの新型コロナ禍の対応における指揮を執った。一方、松村新学長は、来年の大阪万博について、「大阪にとって、大事な国を挙げてのイベント。医学部が関わることになっているが、近畿大学としても参加したい」との意向を語った。
「近畿大学を世界レベルで有名にしたい」と締めくくった松村新学長。座右の銘を問われ、昨年のWBCで日本代表監督を務めた日本ハム・チーフ・ベースボール・オフィサー栗山英樹氏と同じ、「夢は正夢」という言葉を挙げた。