12歳少年の運転する車が木に激突し4名死傷 車内の口論で激高か

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アメリカの少年少女の多くは高校在学中の16歳で運転免許を取得し、自動車に乗り始める。ところがドライビングシミュレーター・ゲームの普及により、幼いうちから「車の運転ができる」と思い込んでしまう子供たちが増えているという。
そんななか、テキサス州で12歳の少年が大きな事故を起こした。地元メディアの『abc8 News』ほか、『CBS News』『PEOPLE』も大きく伝えている。

事故は4日午前8時40分ごろ、ダラス郡メスキート市のラサター・ロードという公道で起きた。
起こしたのは12歳の少年で、SUVに友人を乗せ、自身がハンドルを握りドライブへ。ところがあるときハンドル操作を誤り、車は縁石に乗り上げ木に激突した。
この事故により、一緒に乗っていた12歳の少年1名が現場で死亡したという。

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また、運転していた少年および11歳と12歳の友人の計3人が負傷。3名とも命に別状はなく、搬送先の病院で治療を受け、容体は安定していると伝えられている。
あるメディアは、少年たちの証言として、運転していた少年と同乗者の間で事故の前に口論が発生していたことを報道。事故の原因について調査を進めている地元警察は、ある地点からかなりスピードが出ていたことがわかったとしている。

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なお、犠牲になった12歳の少年について、警察はケヴィン・ブリオネスさんであると公表している。そのため、現在まだ氏名が明らかになっていない車を運転していた少年の氏名についても、いずれ明らかになる可能性は否定できないだろう。
亡くなったケヴィンさんの友人たちは、早すぎるその死に「まだ信じられない」と嘆き、事故に関してもかなりの衝撃を受けている模様だ。

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母のミシェル・ブリオネスさんは深い悲しみのなかメディアの取材に応じ、「ケヴィンは4人兄弟の長男でした。サッカーを愛し、弟たちを連れてボクシング・ジムによく通っていました」と涙ながらに語っている。
また、愛息のため立派な葬儀を上げたいとして、ミシェルさんはクラウドファンディングの『GoFundMe』にページを開設。善意の人々に募金への協力を呼び掛けているという。