「稜線を歩いていた時に見失った」西穂高岳で仲間と登山していた34歳女性が遭難 山の斜面で発見されるもその場で死亡確認

岐阜県高山市の西穂高岳で34歳の女性登山者が遭難し、29日発見されましたが、その場で死亡が確認されました。死亡したのは、横浜市港北区の会社員・蔦森智子さん34歳です。警察によりますと、28日朝、高山市奥飛騨温泉郷神坂の西穂山荘の支配人から「宿泊を予定していた2人がまだ来ない」と警察に通報がありました。
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警察がヘリで捜索したところ、29日午前8時半ごろ西穂高岳の山頂から南に約200メートル、標高2800メートルの稜線から岐阜県側に200メートル下りた斜面で蔦森さんを発見しましたが、その場で死亡が確認されました。
蔦森さんは登山仲間の男性と27日に入山し、登山中に西穂山荘に宿泊の依頼をしていて、28日昼前に西穂山荘に到着した男性は「稜線を歩いていた時に、蔦森さんを見失った」と話しているということです。