祭りのカタチが大きく変わります。裸の男たちが海に飛び込む三重県尾鷲市の「ヤーヤ祭り」が、下着や水着を着用しての実施となりました。
全裸でなく下着や水着を着用へ 動画の拡散で｢事件につながる恐…の画像はこちら >>
威勢のいい掛け声とともに男たちが激しくぶつかり合う、尾鷲市のヤーヤ祭り。「大漁」と「豊作」を願い江戸時代から続く、この祭りのクライマックスは…”全裸”になった男たちが勢いよく海に飛び込み体を清める「垢離掻き」です。初日の2月1日は、祭りの始まりを告げる「扉開きの儀式」が厳かに行われましたが、ことしは祭りに大きな”変化”が。
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（尾鷲神社総代会 仲敦司総代会長）「水着とか下着をつけての垢離掻き」裸で飛び込む動画がSNSで拡散され、事件につながる恐れもあると警察から指摘を受け、ことしは初めて下着や水着を着用しての実施に。この決定に地元からは戸惑いの声も。（地元の人）「寂しい気はする。時代の流れでね…」「残念ですよね。昔からの形は残したい気持ちがある」「僕は、どちらでもいいかな。時代の背景でそうするなら、それでもいい。伝統は、というなら残してもらってもいい」
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時代の流れとともに変化する伝統行事。仲総代会長は「形を変えても伝統を守っていきたい」と話します。ヤーヤ祭りは、2月5日まで行われます。