30代男が妻を拷問の末に殺害し死刑判決に 家庭内トラブルは絶えず

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妻に襲いかかり、ハサミを喉に刺すなどして殺害。拷問に等しい行為に及んでいた男に死刑判決が下されたことを、『NDTV.com』などインドのメディアが伝えた。

インド・ハイデラバードで暮らす男(38)には妻がいたが、ふたりの関係は穏やかなものとはほど遠かった。男は息子を望んでいたのだが、妻が産んだ計4人の子はすべて娘。男は罪のない妻を責めるようになったのだ。
「どうしても男の子が欲しい」と考えた男は第二夫人を迎えたが、そちらとは一緒に暮らさず、その後も妻との生活を続けた。

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妻と同じ屋根の下で暮らしてはいるが、愛情が深かったわけではない。それどころか男はたびたび「金を出せ」と命じるようになり、家庭内トラブルを心配した妻の家族が、金を用意して差し出すことも少なくなかった。
堕落した生き方に慣れ金の無心を続ける男に妻は呆れ、ついには「私の家族も本当に困っているの」「毎度お金を出せるわけがない」と伝えた。すると男は逆上し、妻に強い殺意を抱いた。

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2019年1月6日、娘たちが祖父母宅に行き不在の時間を狙って、男は妻に襲いかかった。
近くにあったハサミで細い首を突き刺し、ハンマーで頭を殴りつけ、両方の眼球にもひどい傷をつけた。さらには妻の女性器にスクリュードライバーを刺し、そのまま逃走。騒ぎに気づいた妻の兄が駆けつけたが、すでに手遅れの状態だった。
男は第二夫人の家に直行し、服を着替えて逃げようとしたが、警察に見つかり身柄を確保された。
このほど男に死刑判決が下されたことを受け、複数メディアが事件の詳細を報道。一部メディアは殺害された妻について「身体的、また精神的にも凄まじい拷問を受けていた」「目玉はくり抜かれていた」と伝えている。