関東甲信・東海 大雪でラッシュ時は交通機関に影響の恐れ 早めの帰宅 早めの起床を

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これから明日6日かけて、関東甲信地方と東海地方の山沿いを中心に、警報級の大雪となる恐れがあります。積雪や路面の凍結による立往生、スリップ事故など、交通障害に警戒・注意してください。雪は今夜だけで終わらず、少なくとも明日6日(火)の午前中にかけて降り続く見込みです。
今夜の帰宅ラッシュ時は広く雪や雨 交通機関に影響も

今日5日の午後は、関東地方や東海地方の山沿いを中心に、広い範囲で雪が降るでしょう。東京都心でも、午後は雪となる見込みです。関東甲信の山沿いや東海の山沿いでは大雪となり、東京23区などの平地でも積雪の恐れがあります。状況が悪化する前に早めに帰宅するなど、対策を考えた方が良さそうです。今夜の帰宅ラッシュ時は、路面の状況が一変している可能性があります。車での外出は避け、やむを得ず運転する場合は、必ず冬用タイヤを装備してください。ノーマルタイヤでの走行は、立往生やスリップ事故を引き起こす恐れがあり、他者を巻き込む可能性があります。また、公共の交通機関を利用する場合も、ダイヤの乱れなど、少なからず影響が出る可能性がありますので、こまめに最新の情報を確認してください。
明日6日もまだ雪が残る 通勤・通学時も油断禁物

雪は今夜では終わらず、明日6日の午前中は少なくとも影響を受ける見込みです。通勤や通学の時間帯も交通機関に影響が出る恐れがあります。明日6日の朝はいつもより早めに起きて、周囲や交通機関の状況を確認しましょう。たとえ道路に雪が積もっていない場合も、強い冷え込みの影響で路面が凍結する恐れがあります。スリップや転倒などの事故につながり、負傷することも考えられますので、時間に余裕を持って行動してください。
普段は雪の少ない所で「大雪」予想 特に注意すべき場所は?

普段、雪に慣れていない方が、雪道を歩く際、特に注意すべき所は4つあります。1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくいのです。2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。久しぶりの雪ですが、これらの場所は、特に気を付けて、歩いてください。
雪道での歩き方

雪が積もった後は、いつも通る道路でも、普段とは状態が違います。歩き方には次のような注意が必要です。(1)寒いからといって、手をポケットに入れたり、歩きスマホをしたりするのは、大変危険です。手が使えないと、急な動きに対応できず、万が一、転んだ時に、大けがにつながりますので、絶対にやめましょう。(2)荷物は、なるべく手に持たないようにしましょう。バッグは、リュックサックなど背負うタイプの物がおすすめです。手が自由に使えるようにすると、いざという時に、けがが防げます。(3)もし転んでしまっても、体を強く打たないよう、洋服も工夫しましょう。厚手の服装だと、寒さを防ぐだけでなく、クッションの代わりにもなります。(4)洋服の素材は、濡れにくく、撥水性のある素材のものを着用しましょう。洋服が濡れてしまうと、体が冷えやすくなってしまいます。(5)歩くときには、なるべく狭い歩幅で、足をまっすぐ下に踏み込みましょう。そろそろとペンギンのように歩くと、転びにくくなりますので、覚えておいてください。