台湾有数の暴力団組織として知られる「竹聯幇(ちくれんほう)」の関係者が今月中旬に沖縄を訪れ、指定暴力団旭琉會の幹部と面会していたことが本紙の取材で分かった。県警は接触の目的を調べ、動向を注視している。
関連記事高校生が組員と間違われ…3人射殺事件から30年 「沖縄抗争」再燃の恐れ | アーカイブ・・・ 1990年の暴力団「旭琉会」の内部抗争で、アルバイトの作業中だった男子高生=当時(19)=が暴力団組員と間違えら・・・www.okinawatimes.co.jp 竹聯幇の関係者は本島中部に拠点を置く旭琉會の一家幹部らと13日に面会した。その後パーティー会場で数十人単位が集まり、飲食している。
パーティー会場に13日夕方、旭琉會幹部や竹聯幇の関係者が車で続々と乗り付け、会場入りするのを本紙も確認した。県警の捜査員も駆け付け、参加者を確認した。パーティー終了後、会場入り口で参加者が記念撮影する様子も見られた。
暴力団に詳しい関係者によると、旭琉會の組員が竹聯幇の関係団体と密接な関わりを持つことになり、その会合が持たれたとみられている。
一方、旭琉會の内部では竹聯幇側との交流に異論もあり、正式な交流には至っていないという。県警は竹聯幇関係者の来沖目的について詳しく調べている。