原子力規制庁 柏崎刈羽原発の“運転禁止命令”解除を自民に説明「継続して厳しく検査を」【新潟】

柏崎刈羽原発の事実上の運転禁止命令が解除されたことについて原子力規制庁が自民党県議団に説明しました。

2月6日、自民党県議団に対し開かれたのは、原子力規制庁による柏崎刈羽原発の追加検査の結果などに関する説明会です。

柏崎刈羽原発をめぐってはテロ対策上の不備が相次ぎ、事実上の運転禁止命令が出されていましたが、原子力規制委員会による追加検査の結果、不備が改善されたなどとして去年12月に解除されました。

この日は規制委員会の事務局である規制庁が命令解除の経緯や東京電力の適格性の判断結果などを説明。

県議側からは度重なる問題への懸念のほか、災害時の避難路の確保に関する意見もあがりました。

【原子力規制部検査グループ 武山松次 検査監督総括課長】
Q.自民党側から意見は?
「エネルギー政策のことが多くて、我々自身の説明についての質問はあまりなかったと思う。我々は再稼働のために来たわけではないので」

【自民党県連 岩村良一 幹事長】
「どのくらいの点数かという質問があって、点数はつけられないということだった。継続して厳しく検査をしていくという説明を受けている」

2月9日には花角知事も規制庁から説明を受ける予定です。