ヤミ金業者ら5人を出資法違反容疑で再逮捕 高金利で貸付けか

「後払い現金化」と呼ばれる商品の売買を装う手口で貸金業を営んだとして先月逮捕されたヤミ金融業者ら5人について、警察は、顧客に高金利で金を貸し付けていたとして出資法違反の疑いで再逮捕しました。

再逮捕されたのは、千葉県浦安市の自称・投資家、塚田真志容疑者(46)や札幌市東区の無職、前川政博容疑者(54)ら5人です。
5人は、商品代金の後払い契約に見せかけてキャッシュバック名目で融資する「後払い現金化」と呼ばれる手口で、資金繰りに困った人などを相手に無登録のまま貸金業を営んだとして先月、逮捕されていました。
警察によりますと、その後の調べで道内の顧客2人に法定の上限のおよそ13倍の利息で金を貸し付けていたことが分かったということで21日、5人を出資法違反の疑いで再逮捕しました。
警察は5人が去年からことしにかけてのべ4700人の顧客にあわせて2億4000万円を貸し付け、およそ1億円の利益を上げていたとみて調べています。