「今朝、結婚指輪を置いて家を出ました」 『15万いいね』が集まった、夫婦の話

結婚指輪とは、結婚した夫婦や、事実婚であるパートナーがいる人が、結婚の証として日常的に装着する指輪のこと。
なかには、24時間、肌身離さず身に着けている人もいるでしょう。
夫と暮らす、りんりん(@sJ3guMmKtpdEuPD)さんがX(Twitter)に投稿した、結婚指輪にまつわるエピソードに、15万件超えの『いいね』が集まっています。
ある日、たまたま職場から一時帰宅した夫から、りんりんさんのもとに、こんな電話がかかってきました。
「どういうこと!?」
唐突な言葉に戸惑うりんりんさんが「え?」と返すと、夫はこう続けます。
「朝は普通やったのにごめん、何かした?」
「今実家?いきなりだと、子供たちもびっくりするし…」
問いかけの内容から、夫の動揺を察したりんりんさん。
実家ではなく病院にいることを伝えた上で、夫にこう話しました。
「今日、MRI検査を受けに行くっていうたやん?」
※写真はイメージ
りんりんさんはこの日、MRI検査を受けるために病院に行くことを、事前に夫に伝えていたといいます。
しかし、一時帰宅した夫は『あるもの』を目撃し、よからぬことを想像したせいで、その伝言すらも忘れた様子。
夫がたちまち不安に駆られてしまった原因が、こちらです…。
夫が目撃したのは、りんりんさんの左手薬指にはめられているはずの結婚指輪が、置き去りにされている光景。離婚の危機に直面しているのではないかと思い、動揺を隠せなかったのでしょう。
りんりんさんは、装飾品を外した状態でMRI検査を受けるのが望ましいと知っていたため、病院に向かう前、結婚指輪をあえて外したといいます。
指輪を着けた状態でMRI検査を受けると、磁化作用で検査データが乱れるだけでなく、発生した熱により、装着した周囲の組織にやけどを負うこともあるそうです。
りんりんさんが帰宅し、検査結果に異常がなかったことを伝えると、夫は「本当によかった」と、安堵したそう。
この言葉には、『結婚指輪が置かれていた理由が、MRI検査のためだと分かった安心感』も含まれているのかもしれません。
動揺する夫の素直さと、妻を想う優しさに、心を和ませる人が続出しました。
・MRI検査を通じて、身体の中だけでなく、夫婦の仲も調べられましたね!
・これはびっくりしちゃいますね。旦那さんかわいい…。
・確かに、MRI装置の磁力は強力ですからね。本当に素敵なご夫婦です。
夫婦の仲をより深めるきっかけを生んだ、りんりんさんの結婚指輪。
愛が詰まった結婚指輪は、今後もお互いの人生にとって必要不可欠なものになることでしょう。
[文・構成/grape編集部]