わざと事故を起こし「ケガをした」と申告 保険金約39万円をだまし取った疑いで男3人を逮捕【新潟】

2022年12月、新潟市北区で故意に事故を起こし、負傷したと保険会社に虚偽の申告をして保険金約39万円をだまし取った疑いで、男3人が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、五泉市五十嵐新田に住む無職の男(28)、住居不定・無職の男(23)、新潟市東区中木戸に住む建設業の男(29)の3人です。

無職の男2人は保険金詐欺未遂と保険金詐欺の疑いですでに2回逮捕されていて、今回で3回目の逮捕となります。

3人は共謀し2022年12月9日、新潟市北区新崎地内で、男(23)が普通乗用車でわざと道路わきのブロック塀にぶつかる自損事故を起こしたうえで、保険会社に対して男(29)が実際には同乗していなかったのにもかかわらず、同乗してけがをしたと虚偽の申告。保険金39万5193円をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、今回の事件は保険金未遂と保険金詐欺の疑いで逮捕した無職の男2人の余罪捜査から発覚し、新たに建設業の男(29)の関与も高まったことから逮捕に至ったということです。

3人の認否について警察は「共犯事件で捜査に支障が出るためコメントしない」としています。

警察は余罪の有無を含めて詳しく捜査を進めています。