ラーメン店『東横』の窮地救う!“米菓会社”が「原点回帰」をキーワードに異業種参入【新潟】

新潟五大ラーメンの一つ、新潟濃厚味噌の人気を支えてきたラーメン店が去年、民事再生法の適用を申請しました。そんなラーメン店の窮地を救うべく立ち上がったのが米菓などを製造する会社でした。異業種参入にかける思いとは…

新潟5大ラーメンの一つ、新潟濃厚味噌ラーメンを提供する「東横」。

1983年に創業し、割りスープのついた濃厚味噌で多くのファンを獲得してきましたが、新型コロナウイルスの影響で客足が遠のき業績が悪化。

約1億4500万円の負債を抱え、去年、民事再生法の適用を申請していました。

【株式会社東横 阿部幸明 新社長】
「新潟5大ラーメンの一つの大きなブランド・食文化を残して、次の将来につなげていくことは私たちの使命として大きいのではないか」

東横の窮地を救うべく立ち上がったのが、米菓などの製造を行う小千谷市の阿部幸製菓です。

【株式会社東横 阿部幸明 新社長】
「東横という名前であったり、新潟濃厚味噌ラーメンということだったり、従業員の雇用継続だったり、そのすべての事業を引き受けて再スタートする流れになっている」

東横は3月1日から阿部幸製菓のグループに加わり、再出発することに!

【有限会社東横 安部恭朗さん】
「歴史を含めて、しっかり受け止めてくださるという方がスポンサーとして現れてくださったのは自分自身もラッキーだったなというふうに思っているので、非常にありがたい」

東横をグループに迎え入れるこの阿部幸製菓といえば…

「同じ柿の種を作って商売させてもらっているということを考えた時にも、私たちが一緒になるべきだ、やるべきだ、引き継ぐべきだという思いは多分誰よりも強いと思って、今回一緒になっている」

去年、元祖・柿の種を製造してきた長岡市の浪花屋製菓の事業を引き継ぎ話題に。

ただ、今回は同じ業態の浪花屋製菓とは違い、事業内容が大きく異なる分野への挑戦となります。

【株式会社東横 阿部幸明 新社長】
「阿部幸製菓が持っていないブランドだったり、お互いないものを学び合うことによって成長して、協業できるということ」

互いの強みを生かし、さらなる成長を誓う阿部さんが事業再生のキーワードに掲げるのは原点回帰です。

【株式会社東横 阿部幸明 新社長】
「懐かしい、おいしいラーメン。これだけをしっかり提供する。サービスとかクオリティを含めて、原点に立ち返っていきたいなと思っている」

米菓などを製造する阿部幸製菓がラーメン業界にどのような変化をもたらすのか?今後の展開に注目です。