精神不安定な16歳少女が行方不明に 靴も履かずパジャマ姿のまま家を出て…

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わが子が家出をした場合、親はひとく心を痛めるだろう。まして何らかの病気を伴っている子供ならば、なおさらだ。
アメリカで今、ある事例が注目を集めているという。『WSB-TV』『NEW YORK POST』などが報じた。

ジョージア州のフェイエットビルで7日の早朝、ひとりの女子高校生が突然自宅を出たまま行方不明になってしまった。
家族からの届け出でフェイエットビル警察が捜索活動を行っていたが、5日経っても見つけることができなかった。そこで13日にFacebookに情報を公開し、「彼女を見かけたらすぐにご連絡を」と市民に呼び掛けている。

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少女は16歳のハイディ・ケインさん。髪色はブロンド、身長5フィート1インチ(154.9センチ)、体重130ポンド(58.9キロ)であるという。
家族がハイディさんが家にいないことに気付いたのは、7日の朝だった。スウェットシャツとズボンというパジャマ姿のまま靴も履かずに歩いていたとの情報もあり、家族は心配で憔悴しきっているという。

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ハイディさんは少し前にパニック発作を起こし、精神衰弱の疑いを指摘されていた。
これは、いわゆる「頑張りすぎ」の後に心身に強い疲労が現れ、めまい、頭痛、イライラ、集中力の欠如、抑うつ、精神不安などが持続している状態をいう。
なおフェイエットビル警察は、ハイディさんが髪を黒く染めて外見を変えている可能性があると説明している。

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母親のシドニー・ファイフさんは憔悴が激しいなかでも、ハイディさんの写真や行動の特徴などについて頻繁にSNSに情報を投稿するようになった。
愛するわが子の家出に、家族は不安と心配で押しつぶされそうになってしていると訴え、「病気を持つ娘が自宅に安全に戻れるよう、皆さん、どうかお力を貸してください」と人々に情報提供の協力を呼び掛けている。