去年10月、岐阜県岐阜市の長良川の堤防などに、およそ1830キロの産業廃棄物を不法投棄した疑いで、トラック運転手の男らが逮捕されました。不法投棄されていたのは、旧岐阜市役所の解体工事で出た廃棄物でした。
逮捕されたのは、トラック運転手の松田幸四郎容疑者(24)と、建設作業員の丹羽亜希良容疑者(30)です。
警察によりますと、2人は去年10月、岐阜市内の長良川の堤防など3カ所に、断熱材やタイルカーペットなどの産業廃棄物、合わせておよそ1830キロを不法投棄した疑いが持たれています。
捨てられたのは岐阜市役所の旧本庁舎の解体工事で出た産業廃棄物で、2人は当時、同じ会社の建設作業員として工事に従事し、コンテナバッグに入れ作業時間外にトラックで運び出していたとみられています。
警察は2人の認否を明らかにしていませんが、廃棄物の処理は別の業者が請け負っていたということで、動機などを調べています。