バックカントリー滑走のため入山も滑落 一夜明け県警ヘリが救助 低体温症の疑い【新潟・魚沼】

11日正午すぎ、新潟県魚沼市でバックカントリーのスノーボードをするために登山していた男性が滑落し警察などが捜索していましたが、12日午前8時すぎに救助されました。男性は病院に搬送されましたが命に別条はありません。

救助されたのは石川県金沢市に住む50代の男性です。

男性はバックカントリーのスノーボードをするため、11日午前7時ごろから登山を始めましたが、午後0時15分ごろに魚沼市の大岳と守門岳の間の道中で滑落し、自力で上がることができすに警察に救助を要請していました。

11日は、消防と警察が合わせて10人態勢で男性を捜索しましたが見つからず、この日は捜索を断念。

12日は午前7時過ぎから県警航空隊のヘリコプター「ときかぜ」を使って捜索にあたったところ、午前8時すぎに斜面から100mほど滑落している男性を発見し救助しました。

男性は南魚沼市内の病院に搬送され、低体温症の疑いがあるということですが、命に別条はありません。

警察によりますと、男性は1人で入山していて登山届は出していないということです。

警察は当時の状況などを詳しく調べる方針です。