拉致被害者家族会・救う会が合同会議 北朝鮮に対する人道支援に“反対しない”新方針決める

北朝鮮による拉致被害者家族会などは26日、拉致被害者の一括帰国が実現するのであれば北朝鮮に対する人道支援に反対しないとする新たな方針を決めました。

北朝鮮による拉致被害者の家族会と救う会は26日、都内で合同会議を開催。

会議では親世代が生きているうちにすべての拉致被害者の一括帰国を求めるとともにそれが実現するならば北朝鮮への人道支援に対し反対しないとする新たな方針が掲げられました。

【横田早紀江さん】
「だまし合ったりするのをやめて両国が楽しく暮らせないかということが伝わるようないいメッセージを与えていただきながら、一日でも早くその日が来ることが願っている」

また、家族会などは政府に引き続き日朝首脳会談の実現など具体的行動を求めています。