「頂き女子りりちゃん」渡邊真衣被告(25) 裁判で男性2人に対する1億円超の詐欺認める…検察側「好意寄せる発言繰り返し金銭問題ほのめかした」

「頂き女子りりちゃん」と名乗る女の裁判で、女は男性2人から1億円以上をだまし取った詐欺の罪について起訴内容を認めました。
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起訴状などによりますと、「頂き女子りりちゃん」こと、住居不定・無職の渡邊真衣被告(25)は、2021年3月から去年8月にかけ、勤務していた風俗店やマッチングアプリで知り合った50代の男性3人から、あわせて1億5500万円以上をだまし取った詐欺の罪などに問われています。
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16日に名古屋地裁で開かれた裁判で、渡邊被告は男性2人から1億1734万円をだまし取った罪について起訴内容を認めました。続く冒頭陳述で検察側は「男性を『彼氏』と呼び、好意を寄せているかのような発言を繰り返す一方で、『闇金から連絡が来た』と、金銭面などでの問題を抱えていることをほのめかすメッセージを送り、金を振り込ませた」と指摘しました。
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渡邊被告は、だまし取った金のほとんどをホストクラブで使っていて、以前記者との面会の際には「担当(ホスト)に頑張って貢ぐことが、素晴らしいことなんだと自分に言い聞かせて洗脳していた」と話しました。渡邊被告はこのほか、金をだまし取るためのマニュアルを販売するなどした詐欺幇助の罪や、約4000万円を脱税した罪にも問われています。
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次の裁判は3月15日に開かれる予定です。