事件当時18歳の元自衛官候補生を検察に“逆送” 3人が死傷した自衛隊射撃場での銃撃事件 岐阜家庭裁判所

当時18歳だった元自衛官候補生の男が訓練中に隊員3人を死傷させた銃撃事件で、岐阜家庭裁判所は男を検察に送り返す「逆送」の決定を出しました。
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この事件は去年6月、岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で、自衛官候補生だった当時18歳の男が訓練中に自動小銃を発射し男性隊員3人が死傷したものです。男は殺人などの疑いで逮捕・送検され、岐阜地検は1月23日、弾薬を強奪しようと考え殺意をもって小銃を発射し、自衛官2人を殺害し1人にけがをさせた強盗殺人などの非行内容で男を家裁送致していました。
CBC
19日、岐阜家裁は「刑事処分以外の措置を相当と認めることのできるような事情は見当たらない」として、男を検察に送り返す「逆送」を決めました。「逆送」ののち検察が起訴すれば、男は通常の刑事裁判を受けることになります。