小学生の習い事TOP3、「塾」「英会話教室」あと1つは?

学研ホールディングスの調査・研究機関である学研教育総合研究所は、小中学生の「習い事」に関する調査結果を2月7日に発表した。調査は2023年10月27日~11月1日の期間、小中学生の子を持つ親(小学生1,200名/中学生600名)を対象に行われた。

学校以外で行っている習い事を聞くと、小学生は「水泳」(27.0%)が1位に。次いで、2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」(19.3%)、3位「英会話教室」(15.4%)、4位「音楽教室(歌や楽器など)」(14.5%)、5位「通信教育」(10.8%)が続いた。

中学生では1位に「受験のための塾・学校の補習のための塾」(54.8%)がランクイン。次いで2位に「英会話教室」(7.5%)、3位に「英語塾(読み書き中心)」(7.2%)、4位「通信教育」「音楽教室(歌や楽器など)」(いずれも6.8%)が続いた。

小学生の保護者を対象に習い事を始めた”きっかけ”を尋ねると、「水泳」と「体操教室」では「体力づくりや運動能力の向上につながるから」「子どもが行きたい・やってみたいと言ったから」などの声が多く集まった。

また、「受験のための塾・学校の補習のための塾」や「音楽教室」、「通信教育」、「サッカー・フットサル」、「ダンス」では「子どもが行きたい・やってみたいと言ったから」が多く、「そろばん」「習字・書道」などについては、「将来役に立つから」といった声があがった。

子どもの塾選びで重視することを聞くと、「家からの通いやすさ」(44.3%)が最も高く、次いで「料金」(40.5%)、「授業内容」(30.0%)が続いた。