銃撃戦想定した訓練 記念行事で一般開放 宮古島の陸自駐屯地5周年で 「子どもに見せるな」市民団体が正門前で抗議

陸上自衛隊宮古島駐屯地の創立5周年記念行事が18日、沖縄県宮古島市上野野原の同駐屯地を一般開放して行われた。記念行事では銃撃戦を想定した空包を使った訓練、車両の行進があった。また、装備品の展示、車両の試乗体験などもあった。
式典で比嘉隼人宮古警備隊長は「駐屯地一丸となって南西地域の抑止力の要としての役割を果たし続ける」とあいさつ。西銘恒三郎衆院議員や平良敏夫市議長らも出席した。
駐屯地の正門前では「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」などが抗議集会を開き、「5周年を祝えない」「銃撃訓練を子どもに見せるな」などと声を上げた。(宮古支局・當山学)銃撃戦想定した訓練 記念行事で一般開放 宮古島の陸自駐屯地5…の画像はこちら >>

5周年記念行事に抗議する市民ら=18日、宮古島市上野野原・陸上自衛隊宮古島駐屯地前