ナンバープレートは「と 10ー6」 ジブリパークを走る「ネコバス」を公開 「魔女の谷」オープンの3月16日から合わせ運行開始

「ジブリパーク」がある愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」を、3月から「ネコバス」が走ります。その車両が27日、報道陣にお披露目されました。
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長久手市の愛・地球博記念公園で27日、スタジオジブリの映画「となりのトトロ」に登場するネコバスをイメージした車両が報道陣に公開されました。新エリア「魔女の谷」のオープンとともに、愛・地球博記念公園内を走ることになります。その名は「APM(エーピーエム)ネコバス」。トヨタ自動車が自社の電気自動車を基に開発したもので、東京オリンピックの会場でも移動手段として使われました。
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ナンバープレートは「と 10ー6」で「ト・ト・ロ」。内装のシートや天井は映画のイメージ通り、毛足の長い素材を使って仕立てられていて、開発担当者によると「もふもふシート」にしたということです。また、雨よけのカーテンには「トトロ」のシルエットが。さらに、夕暮れ時になるとネコバスの目が光る仕様となっています。
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お披露目に姿を見せたスタジオジブリの宮崎吾朗監督は…。(宮崎吾朗 監督)「ネコバスの目が光ることやナンバープレートに『と10-6』と書いたりするのは、僕が言ったことではない。全部トヨタの方が『やりたい』と言ったものに『是非やってください』と言っただけ。今後5匹のネコバスが皆さんに可愛がっていただき楽しんでいただけたら嬉しい」早速、宮崎吾朗監督と愛知県の大村秀章知事も乗車体験。(愛知県 大村秀章 知事)「非日常感が満載。『となりのトトロ』のサツキやメイちゃんの気持ちになって乗らせていただいた。多くの皆さんに楽しんでいただければありがたい」27日に来園していた家族連れもネコバスを見ることができ、大喜び。(来園者)「かわいい」「乗ってみたい」
おととし、愛・地球博記念公園内に誕生した「ジブリパーク」。その1年後にはパーク内に「もののけの里」がオープンするなど、これまで多くの注目を集めてきましたが。ついに3月、スタジオジブリ作品「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」などをイメージした世界観が楽しめる「魔女の谷」のエリアのオープンをもって”フルオープン”となります。世界に誇る愛知の観光スポットの全貌が明らかになるというわけです。
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お披露目された「ネコバス」は運転手を含めて6人乗りで、全部で5台が走ります。ルートは「もののけの里」と「どんどこ森」をむすぶ約1.9キロで、走行時間は約10分。シートは全部で3列ですが、2列目をたたむと車椅子でも乗車可能となっています。
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料金は片道が大人1000円、4歳から小学生までの子どもが500円です。乗った人にはスタジオジブリの宮崎駿監督が描き下ろした「ネコバス」のイラストと鈴木敏夫プロデューサーがデザインした題字、さらに宮崎吾朗監督デザインの地図が描かれたカードがプレゼントされます。この「APMネコバス」は「魔女の谷」のオープンとともに、3月16日から運行開始です。