”給付型奨学金”への感謝を伝える会 「教材買って勉強できた」高校生など11人が出席【新潟市】

返済する必要のない給付型の奨学金を受ける奨学生たちが3日、関係者に感謝の気持ちを伝えました。

新潟市で開かれた「奨学生の成果報告会」には、給付型奨学金を受け高校などに通う11人が出席し、奨学金に助けられた経験や今後の目標などを話しました。

【奨学生】
「英語の教材を買って勉強することも、弓道部に入ることも、給付金を受けていなかったら始めることがなかった可能性があり、給付金にとても感謝している」

日本学生支援機構によると、大学生の約半数が何らかの奨学金を受給している一方、返済に悩む人が多いことが課題となっています。

【新潟ろうきん福祉財団 中川亨 専務理事】
「我々みたいな民間の奨学金団体が(給付型奨学金を)広めて、目の前の困っている人たちをもっと支えたい」

成果報告会は今後も開催される予定です。