市原市など千葉県内8市2町で自動車盗などを繰り返したとして、県警は4日、逮捕時高校生などで千葉市と市原市に住んでいた15~18歳の男5人による58件の窃盗事件の被害を裏付け、捜査を終結したと発表した。被害総額は約1178万円に上るという。
県警捜査3課によると、5人は昨年4~8月ごろに千葉市と市原市、東金市、茂原市などで自動車盗や車上荒らし、部品狙いなどの事件に関与したとして、県警に逮捕されていた。5人は逮捕時、容疑を認めていた。
アルファードやヴェルファイアなどの自動車15台が盗まれており、15台全てが無施錠で鍵が車内にあったという。5人は主に車中泊をするために車を盗んだとみられ、使わなくなった車は草むらや山林、海などに投棄していた。