KADOKAWAは2月24日、書籍『定年後のお金、なんとかなる超入門 インフレ時代のセカンドライフ』を発売した。
著者は、生活経済ジャーナリストの和泉昭子氏。和泉氏は、ライフイベントがほぼ終わっている定年後は、実は、思っているよりも見通しが立てやすいとしており、インフレ時代に迎える老後に不安な気持ちにもなるものの、まだまだ間に合う打ち手があるという。
同書では、生命保険を死亡から医療へシフトするなどの「出費の見直しポイント」や、老後の「前半に厚く予算化」するための不安の正体、「医療と介護への備え」や、シニア割の活用などについて解説。加えて、老後資金は「iDeCo、新NISAなどの非課税制度が一番」という理由とその運用法など、いろいろなおトクと、やりたかったことの希望やクオリティを下げずに定年後の満足度を上げるコツが、わかりやすく解説されている。
第1章『自分らしい老後とは? 60歳はギアチェンジ/75歳より前の前半に厚く支出を見積もって、<前厚プラン>のススメ』、第2章『老後からのお金の流れは管理しやすい 長い目で入るお金を見直す。無駄な出費を減らす』、第3章『シニア割の使いこなし術』、第4章『退職金、確定拠出金の損しないもらい方 年金はいつどうやって受け取るのがおトク?』、第5章『インフレに負けないお金の運用法 非課税制度をとことん使う』、第6章『50代のうちから仕事の価値観をシフトさせる』で構成されており、A5判オールカラーの全192ページ。価格は1,760円。