観桜会を前に…高田城址公園で冬囲いの取り外し作業始まる「公園の春を感じて」【新潟・上越市】

3月に入って各地で春を迎える準備が進んでいます。桜の名所で知られる新潟県上越市の高田城址公園では6日、ブロンズ像や桜の木などの冬囲いを取り外す作業が始まりました。

桜のつぼみが春の訪れを待つなか、上越市の高田城址公園で始まったのは雪から樹木などを守ってきた冬囲いの取り外し作業です。

公園内ではブロンズ像26基のほか、桜の木やツツジなど約5000本の樹木に冬囲いがされていて、6日は作業員が冬囲いに使われていたロープなどを手際よくハサミで切っていきました。

冬囲いをしていても例年、桜の木は雪の重みで多くの枝が折れてしまいますが、今シーズンは少雪だったことから枝折れが少なかったということです。

【高田城址公園 管理人 宮崎直樹 さん】
「例年に比べたら(雪は)かなり少なめだと思う。(枝)折れなんかも格段に少ないと思います」

3月下旬までには冬囲いの取り外し作業が終わる予定で、3月29日からはいよいよ観桜会が始まります。

【高田城址公園 管理人 宮崎直樹 さん】
「やはり何事もなく春を迎えるというのがまず一番での冬囲い作業でしたので、無事に作業を終えるように私どもの安全の方も気にしながら作業を進めて参りたい。もうしばらく寒い時期が続きますけれども、こちら公園の春を感じて頂ければと思います」