新潟県内の港湾施設の被害額は約47億円と推定 直江津港は来年度中に本格復旧へ

新潟県は6日、県内の港湾施設における能登半島地震の被害額が、推定で約47億円に上ると明らかにしました。

今年1月の能登半島地震では県内7つの港湾施設で揺れや液状化による被害が発生し、特に被害の大きかった上越市の直江津港では大型船の着く岸壁が一時利用できなくなるなどの影響がありました。

県は6日の建設公安委員会で港湾施設の被害額について、推定で約47億円に上ると明らかにしました。復旧費用には、国からの補助金が充てられるということです。

一方、直江津港ではすでに応急的な復旧工事が進められていて、冬季により運休中の佐渡汽船の運航は今月29日に再開し、本格的な復旧は来年度中に行われる見込みです。