【東京六大学別】近くに「借りて住みたい街」の多い大学ランキング-3位東大、2位法政、1位は…?

LIFULL(ライフル)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は2月21日、「東京六大学【近くに「借りて住みたい街」の多い大学ランキング」を発表した。

同調査は2月13日、明治大学(駿河台キャンパス)、法政大学(市ヶ谷キャンパス)、東京大学(本郷地区キャンパス)、早稲田大学(早稲田キャンパス)、立教大学(池袋キャンパス)、慶応大学(三田キャンパス)を対象に、各キャンパスの最寄り駅まで20分以内の駅の中で「2023年 LIFULL HOME’S みんなが探した!借りて住みたい街ランキング」のTOP100位にランクインしている駅数を算出した。

1位は、20分圏内の借りて住みたい街が25駅ランクインしている「明治大学(駿河台キャンパス)」だった。駿河台キャンパスは、JR中央線・総武線、丸ノ内線の通る「御茶ノ水駅」、千代田線の通る「新御茶ノ水駅」、都営地下鉄三田線・新宿線、半蔵門線の通る「神保町駅」の3駅から歩ける交通利便性の良さが起因し、TOP100の1/4に相当する25駅が20分圏内だった。

2位は21駅の「法政大学(市ヶ谷キャンパス)」だった。市ヶ谷キャンパスも、JR中央・総武線各駅停車のほか、東京メトロ東西線、有楽町線、南北線、都営地下鉄大江戸線の4路線が乗り入れる「飯田橋駅」をはじめ、様々な駅にアクセスしやすい駅が最寄りであることから上位にランクインした。

3位は19駅の「東京大学(本郷地区キャンパス)」。本郷地区キャンパスは、徒歩圏内に最多の5駅があるものの、いずれの駅も乗り入れ路線数が少ないため、3位にとどまった。

続いて、大学別に、近くにある「借りて住みたい街」の中で賃料の安い駅ランキングを発表した。

明治大学(駿河台キャンパス)1位は、「小岩駅」(平均家賃が6万4,243円)、2位は「新小岩駅」(6万7,904円)、3位は「綾瀬」(6万9,662円)となった。「小岩駅」「新小岩駅」はJR総武線、「綾瀬駅」は千代田線でそれぞれ「御茶ノ水駅」「新御茶ノ水駅」まで一本でアクセスできる。

法政大学(市ヶ谷キャンパス)1位は「新小岩駅」(6万7,904円)、2位は「西葛西駅」(7万0,096円)、3位は「高円寺駅」(7万5,572円)だった。

東京大学(本郷地区キャンパス)1位は「金町駅」(6万1,310円)、2位は「北綾瀬駅」(6万6,275円)、3位は「亀有駅」(6万6,952円)と、下町(葛飾区、足立区)にある駅がランクインした。20分圏内の「借りて住みたい街」19駅のうち、六大学最多の4駅において平均賃料が7万円を下回り、比較的安価で人気の駅が近くにあるのが東京大学の特徴と言える。

早稲田大学(早稲田キャンパス)1位は「吉祥寺駅」(7万1,677円)、2位は「阿佐ヶ谷駅」(7万4,136円)、3位は「荻窪駅」(7万4,670円)だった。東京大学とは反対に3駅ともに平均賃料が7万円を上回っている。

立教大学(池袋キャンパス)1位は「和光市駅」(5万8,423円)、2位は「大泉学園駅」(6万2,591円)、3位は「川口駅」(6万3,080円)だった。

慶應大学(三田キャンパス)1位は「川崎駅」(7万2,240円)、2位は「田端駅」(8万4,455円)、3位は「蒲田駅」(8万5,189円)となった。