「素性知らない」強盗傷害実行役の少年を誘ったフィリピン国籍の男に実刑判決

去年5月、岐阜県大垣市で起きた強盗傷害事件を手助けした罪で、男に懲役2年2か月の実刑が言い渡されました。
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判決を受けたのは、フィリピン国籍のキムラ・マイケル・ジャン・ハヤハイ被告(23)です。
起訴状などによりますと、キムラ被告は去年5月、大垣市で会社役員の男性が2200万円などを奪われた強盗傷害事件について、実行役の少年1人を誘った強盗ほう助の罪に問われています。
CBC
岐阜地裁の浜口紗織裁判官は、実行役の少年らがお互いの素性も良く知らないまま、指示を受けていたという事件の構図に触れた上で、キムラ被告は「犯罪組織による犯行をある程度認識していた」と述べ、キムラ被告に懲役2年2か月の実刑判決を言い渡しました。