インフルエンザの感染急増…新潟県が9週間ぶりに警報発令 東京などで相次ぐ“はしか”にも注意を

新潟県内ではインフルエンザの感染者数が急増していて、県は3月14日、9週間ぶりに県内全域に警報を発令しました。

インフルエンザの感染者数は3月10日までの1週間で指定した1医療機関あたりの感染者数が31.79人と前の週から増加し、国の警報基準を超えました。

保健所管別に見ると、上越で61.38人、佐渡で51.67人など県内5つの地域で警報基準を超えています。

県は症状があるときは外出を控えるなど、対策を徹底するよう呼びかけています。

また、新県コロナウイルスの定点辺りの報告数は11.94で、前の週に比べ減少しています。

一方、感染力が極めて強い“はしか”の感染が東京や大阪などで相次いで確認されています。

【林芳正 官房長官】
「感染予防として予防接種が最も有効なため、予防接種を2回受けていない方で罹患したことがない方は接種を検討いただくこと」

また、林官房長官は、はしかが疑われる場合には医療機関に連絡し、移動する際は可能なかぎり、公共交通機関の利用を避けることなどを呼びかけています。