中学校卒業と同時にプロゴルファーになると表明していた野田市立第一中3年の香川友さん(15)は13日、同校を卒業し、千葉日報社などの取材に「きょうこの時点でプロになる」と宣言し15歳7カ月で史上最年少のプロゴルファーとなった。日本ゴルフツアー機構からプロツアー参加資格となる予選会(QT)番号も受けており「(米大会の)マスターズに出て世界一を目指す」と意気込んだ。
身長175センチ、体重105キロの香川さんは、昨年7月の全米アマチュア予選会で3位入賞するなど活躍。ツアー参加資格を競う予選会に「分かる範囲で最年少」(同機構)で挑戦し健闘した。12月には「中学卒業時にプロ入りする」との署名が機構側に受理されていた。
卒業証書を手に同校で取材に応じ「ツアーで予選通過しどんどん上を目指す」と力強く抱負を述べた。
今月からは尾崎将司さん(77)が主宰する千葉市内のゴルフアカデミーで練習していることも明かし、「飛距離も方向性も良くなった」と目を輝かせた。
中学生活を「いい仲間に恵まれ楽しかった」と振り返り、今後は高校の通信課程で学びながらプロの頂点を目指す。