もうできあがったの!? 飴色タマネギを素早く作るテクニックで楽に時短

カレーを作る際に欠かせない『あめ色玉ねぎ』。しかし玉ねぎをあめ色になるまで炒めるのは少々大変ですよね。
カレーやシチューなどの調味料をはじめとする幅広い食品を扱う『ハウス食品株式会社』が、公式サイトで『あめ色玉ねぎを早く作れるテクニック』を紹介しています。
『ハウス食品株式会社』によると、あめ色の玉ねぎをカレーに使うとおいしくなるのは、あめ色玉ねぎの『甘み』と『香ばしさ』がプラスされるからだそうです。
「甘み」は玉ねぎが加熱されることで生じるもの。辛みや苦味の成分が加熱によって揮発・分解されることにより、相対的に甘みが強く感じられるようになるのです。
「香ばしさ」は、あめ色になるまで炒める過程で玉ねぎのアミノ酸が糖と結びつき、香り成分が引き出される反応(メイラード反応)に由来します。
ハウス食品公式 ーより引用
400gの薄切り玉ねぎをあめ色にするには、約25分かかるそうです。しかし、玉ねぎから水分が抜けやすい状態にすることで、あめ色になるまでの時間を短縮できます。
以下で詳しく見ていきましょう。
玉ねぎを細かく切ると玉ねぎの細胞が壊れ、水分が抜けやすくなります。みじん切りにしてから炒めれば、あめ色になるまでの時間を5分ほど短縮できるでしょう。
玉ねぎを電子レンジで加熱すると、玉ねぎの細胞が縮んで水分が抜けやすくなります。
切った玉ねぎを耐熱容器に入れ、容器にふんわりとラップをかけて600Wで約3分加熱してください。
あらかじめ玉ねぎを加熱しているため、フライパンで炒める時間を4~5分ほど短縮できるでしょう。
玉ねぎを冷凍すると細胞壁が破壊され、水分が出やすくなります。玉ねぎを炒める時間を7~8分ほど短縮できるでしょう。
玉ねぎを切って冷凍用保存袋に入れた上で、冷凍庫で凍らせてください。
薄切りの状態から玉ねぎをあめ色にしようとすると時間がかかってしまいますが、下準備をしておくことで数分の短縮が可能です。
カレーを作る際は、ぜひ本記事で紹介したあめ色玉ねぎの作り方を取り入れて、いつものカレーをグレードアップしてみてください。
[文・構成/grape編集部]