アツギは2月10日、「ブラジャー」および「スポーツブラ」に関する調査結果を発表した。調査は2022年7月19日～20日、ブラジャー(胸元二重・カップ付インナーを含む)を使用している小学4年生～中学3年生の女の子679名とその母親を対象に行われ、679件のサンプルを集計した。
まず、ブラをつけ始めた時期を教えてもらったところ、「5年生」が最多の27.8%。次いで「4年生」(27.5%)、「6年生」(20.6%)と続き、今年度の4年生に限ると85.8%が既に着用していることが明らかに。ブラジャー着用のきっかけについては、「母親からの勧め」(65.5%)、「バストの透けや揺れが気になったこと」(32.3%)、「友達の影響」(18.3%)が多かった。
次に、下着に対する不安を聞いたところ、「どんなタイプのブラジャーを着ければよいか分からない」(30.6%)、「ブラのサイズが分からない」(27.1%)、「いつから着け始めればよいか分からない」(24.2%)が上位に。一方、母親は「子どものブラのカップサイズを知らない」(24.9%)、「ブラの着用時期や種類などを教えて欲しい」(24.6%)、「子ども用の下着について十分な知識がない」(24.2%)など、知識がないことへの不安が多くあがった。
続いて、運動時に着けているブラジャーの種類について尋ねたところ、小学生は「胸元二重・カップ付のインナー」、中学生は「スポーツブラ」が多く、前回の2017年調査と比べると、「スポーツブラ」の着用率が+5.8ポイントと最も大きく、「運動をするときはスポーツブラを着ける」子どもが増えているよう。
また、ファーストブラとしての着用率を見ると、「胸元二重・カップ付インナー」(63.8%)が圧倒的に多いものの、次点の「スポーツブラ」も21.4%と、5人に1人がファーストブラにスポーツブラを選択していることがわかった。