酔った勢いで「レストラン名」のタトゥーを入れた男 施術料金払わず罰金刑に

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アメリカのタトゥーショップで、施術後に料金の支払いを拒否した男が罰金刑に処された。『Tampa Free Press』『The Smoking Gun News』などが報じている。

2023年12月2日午後、アメリカ・フロリダ州在住の男(33)が、タトゥーショップを訪れた。店員によると、男は「レストラン『WAFFLE HOUSE(ワッフル・ハウス)』のロゴのタトゥーを脚に入れたい」と頼んだという。
同レストランはワッフルをメインに様々な料理を提供しており、アメリカ南部を中心に1,700店舗ほどを展開するチェーン店だ。

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また同レストランのロゴは店名をそのまま使用しているため、男は『WAFFLE HOUSE』とアルファベットでタトゥーを入れることになる。
さらに黄色背景に黒文字のロゴであり、タトゥーに黄色インクを使うと1万5,000円ほどの追加料金が発生するという。安く済ませたかった男は、「黒インクだけにしてほしい」とグレードダウンを希望したそうだ。
その後、男の右脚の膝下に、13センチほどの店名のタトゥーが入ったと伝えられている。

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しかし会計時に、店員がタトゥーの施術料金約4万円の支払いを求めると、男は拒否。「クレジットカードを持っていない」などと説明したため、店員が別の支払い方法を提案したが、すべて拒否した。こうしたやり取りが続き、店側が警察に通報するに至ったという。
すぐに警察官らが駆けつけ、男の財布を確認すると、900円ほどの現金と運転免許証しか入っていなかった。また男が明らかに酒に酔った状態だったこともあって、極めて悪質と判断した警察は、窃盗容疑で男を逮捕した。男は容疑を認めており、逮捕の翌日に保釈金を払って釈放されている。
そして4月1日に開かれた男の裁判では、窃盗などの軽犯罪行為による罰金約10万円の支払いが命じられたという。

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このニュースが報じられると、ネット上では「最初から払っておけばいいものを。結局高くついた」「タトゥーは一生残る。追加料金を払ってでも最高に仕上げたい。常に逆の発想をする大バカ野郎」など呆れ声があがっている。
他にも「次は左脚に『Denny’s(デニーズ)』のタトゥーだな」「男はレストランの広告塔になった。宣伝費用を払ってもらったら?」「これもお酒の失敗談」など、皮肉な声もある。
また「酔った客相手に施術したタトゥーショップの店員も悪いと思う」「タトゥーを希望する客層は若者が多い。先払いにするべきでしょう」などと、店側の対応を疑問視する意見も出た。