JR東日本新潟支社は8日、新潟駅を午前8時22分に出発した下りの特急列車いなほ1号で、運転士の失念により、停車駅となっている中条駅を行き過ぎてしまったと発表しました。
JR東日本新潟支社によりますと、8日午前8時53分ごろ、下りの特急列車いなほ1号で、中条駅に停車する予定が、ホームから約100m行き過ぎたところで停車しました。列車は踏切があったため、中条駅にはバックできないことから、次の停車駅である坂町駅に向かったということです。
JRは原因について、運転士が一時的に停車駅であることを失念したためとしています。
中条駅から乗車する予定の客はいなかった一方で、6人が降車する予定でした。降車予定の6人は坂町駅で降車後、上りの普通列車で戻ったということです。この影響で23分の遅れが発生。
JRは「ご利用のお客さまに大変ご迷惑をおかけいたしました。今後、このような事象を発生させないよう指導を徹底してまいります」とコメントしています。