海岸に打ち上げられた『箱』 ゴミかと思ったら…?「ラッキーだったね」

海岸には波に乗って、あらゆるものが流れ着きます。
環境活動家のコーリン(trashcaulin)さんは、ビーチのゴミ拾いをしていた時、珍しいものを見つけました。
彼が発見したのは、カニを獲るためのワナ。
誰かが海に仕掛けたカニ獲りワナが、海岸に打ち上げられていたのです。
コーリンさんそのワナを回収して、中を確認することにしました。
「ここにカニが入っていませんように」と願うコーリンさん。そしてワナの蓋を開けると…!
何が起きたのかはこちらをご覧ください。
「ハロー、カニさんたち!」
蓋を開けるなり、元気に挨拶をしたコーリンさん。
ワナの中には、生きた大きなカニが7匹も入っていたのです!
そして「きみたちは僕が知っている中で、もっともラッキーなカニかもね。さあ、行きな!」といって、カニを海へ放してあげました。
動画を見た人たちからは、さまざまな声が上がっています。
・カニが「僕は自由だー!」といってそう。
・あなたに助けてもらえて、このカニたちは幸運だったね。
・カニたちはきみにお礼のハグをしたかっただろう!
コーリンさんはカニ漁をしている人たちへ「もしあなたがカニのワナをきちんと固定しなかったら、僕がカニを逃がしますよ」と呼びかけています。
なお、海岸に流れ着いたワナは捨てられたものとみなされ、彼は漁の邪魔をしたことにはならないと思われるそうです。
コメント欄には「どうして持ち帰って食べなかったの?」という質問が多く寄せられましたが、コーリンさんは「このカニたちが『とんでもない話があるんだ』と友達に話すほうがずっといいからね」とユーモアたっぷりに答えています。
彼が逃がしたカニが海に戻った後、友達に「いやー、ワナにはまったら親切な人間が助けてくれたんだよ!」なんて話す様子を想像すると、面白いですね!
[文・構成/grape編集部]