行徳署は10日、市川市押切5の押切ポンプ場内で、年齢性別不明の白骨遺体が見つかったと発表した。昨年10月18日から今月3日までに、頭蓋骨を含む人骨の一部が複数見つかっており、同署は事件性の有無や身元を調べている。
同署によると、骨はポンプ場の貯水池と除塵機付近から見つかり、外傷はなかった。死後1年以上経過しているとみられる。同署は同一人物の骨とみている。
昨年10月18日午後2時ごろ、ポンプ場の改修工事業者から「工事作業中に人間の頭蓋骨を発見した」と110番通報があった。同19~20日、通報を受け現場を調べた同署員も骨を見つけ、同30日と今月3日には工事業者が人骨を発見した。
ポンプ場は同市が管理する雨水処理施設で原則一般人は立ちいれない。昨年10月2日から改修工事を行なっている。