照明筒が未着火のまま海岸に漂着する恐れ 手順誤り海上投下 11管が注意喚起

第11管区海上保安本部那覇航空基地は28日、久米島島尻崎南南東約61キロの海上で投下された信号発煙照明筒1本が未着火のまま海岸に漂着する恐れがあるとして、手を触れずに連絡するよう呼びかけた。
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筒は全長80センチ、直径12センチ、重さ6キロ。航空基地によると通常、2カ所の粘着テープを剥がして投下するが、手順を誤った。被害は確認されていない。
連絡は航空基地、電話098(858)0118。