新成人祝い集団暴走 「日本一の暴走だったと思う」 千葉県警、25人摘発

千葉県九十九里町で新成人を祝うために集団暴走をしたとして、千葉県警は28日、道交法違反(共同危険行為等の禁止)の疑いで会社員や高校生ら18~21歳の男25人を逮捕、書類送検したと発表した。25人は地元の同じ中学校に通っていた仲間などで「自分たちの暴走は迫力があって、今でも日本一の暴走だったと思っている」などと供述し、いずれも容疑を認めている。
逮捕容疑は昨年1月9日午後1時35分ごろ、同町真亀の県道交差点で、乗用車1台とバイク16台に分乗し集団暴走をした疑い。
県警交通捜査課によると、乗用車はオープンカーに改造していた。同町の成人式が同日開かれており、前年にも集団暴走があったことから県警は警戒していた。
25人は県警が停止を呼びかけても従わず、交差点の中心で渦巻き走行を続けたという。4人は罰金刑が確定している。25人のうち2人は、同違反(無免許運転)容疑でも逮捕された。