藤井聡太八冠(21)「少し形勢判断の甘いところが出てしまった」 名人戦第1局で勝利しタイトル戦の連勝記録は16に

藤井聡太八冠(21)が豊島将之九段(33)の挑戦を受ける、名人戦七番勝負。第1局は藤井八冠が勝利し、これでタイトル戦の連勝記録を16に伸ばし、最多記録にあと1勝と迫りました。
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(藤井聡太八冠 21歳)「一手一手非常に難しい将棋だった。少し形勢判断の甘いところが出てしまった」(豊島将之九段 33歳)「チャンスの局面あったと思った。(生かせず)ひどかった」
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藤井八冠の初防衛か、豊島九段が奪還か。愛知県出身の2人が激突する最高峰のタイトル戦「名人戦七番勝負」は、4月10日に東京で開幕しました。
第1局2日目の11日は、先手の藤井八冠が劣勢に追い込まれましたが、最終盤で豊島九段の一瞬の隙を突き、午後9時22分、141手で逆転勝利しました。(藤井八冠)「内容的には結構押されている時間が長い将棋だったので、まずはしっかり振り返って次局につなげられれば。またしっかり集中して臨みたい」
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(豊島九段)「少し(残り)時間があったので考えないといけなかった。(9時間の対局は)久しぶりだったので1局経験できたのはよかった。しっかり準備してまた頑張りたい」先に4勝した方がタイトルを獲得する名人戦で、初戦を白星で飾った藤井八冠。タイトル戦では、去年9月の王座戦第2局から負けなしの16連勝です。
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「タイトル戦の最多連勝記録」は、大山康晴十五世名人が1962年に達成した17連勝。それに王手をかけた藤井八冠。次のタイトル戦は4月20日に行われる叡王戦第2局です。
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ここで勝って大記録に並び、さらに名人戦第2局で連勝記録を伸ばして歴代最多となるか、注目です。