都内スタバの待ち組数、とんでもない桁数にギョッとした 「1週…の画像はこちら >>
我われ日本人は当然のように行列に並び、順番待ちをするが、これは世界的に見ると珍しい文化の模様。しかし現在X（旧・ツイッター）上では、そんな日本人でも思わず戦慄してしまう「驚愕のスターバックス」が話題となっているのをご存知だろうか。
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今回注目したいのは、Xユーザー・ゆあさんが6日昼頃に投稿した1件のポスト。こちらの投稿には「中目黒のスタバ1209組待ち。今日飲めるの…？」と、不穏すぎる文章が綴られている。
「県内初となるスタバ店舗のオープン初日」などの事情があれば理解できるが、東京が世界に誇るスタイリッシュな住宅街・中目黒において、スタバは決して珍しいものではない。
中目黒のスタバ1209組待ち。今日飲めるの…？ pic.twitter.com/8h9Igyb8xD
ゆあ (@__yuaxxyua) April 6, 2024
果たしてそのような事態が起こり得るのだろうか、とポストに添えられた画像を半信半疑で見ると…。そこには「ただいまの入店待ち組数1209組」と表示された、にわかに信じがたいスクリーンショット画面が確認できたのだ。
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怒涛の待ち組数は人々に多大なる衝撃を与え、件のポストは投稿からわずか数日足らずで7,000件以上ものリポストを記録するほど。
他のXユーザーからは「明日行こうと思ったら、今から並んでおいた方が良いのか…」「さわやかのハンバーグかと思った」「1週間以上は待ちそう」「都内でそんなことあるの？」など、驚きの声が多数寄せられていた。
なお、ポスト投稿主・ゆあさんの続くポストによると、1時間後には待ち組数が1364組にまで増え、さらに30分後には整理券の発券がストップした模様。
果たして、同店舗に何が起こっていたかというと…。
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話題のポストを投稿した経緯について、ゆあさんは「先週の土曜日（3月30日）の同じくらいの時間帯では、待ち組数が800人くらいだったので『桜が満開のときはどれくらい待つのかな』と興味を抱き、店舗の公式サイトを確認しました」「待ち組数が1200組超えは単純にスゴすぎるな…と思い投稿したところ、こんなにもバズって驚きました」と、振り返っている。
目黒川沿いは、非常に有名な花見スポット。毎年春には多くの花見客が中目黒、並びに同店舗へ足を運ぶのだ。とはいえ、記者も同店舗を訪れた経験があるが、1200組以上も順番待ちが発生するのは、やはりイレギュラーな事態に思われる。
参考までに、平日（11日木曜日）の15時ごろの待ち組数は74組と、桁が2つも少ない。しかし冷静に考えると、順番待ちとしてはかなり立派な数のはずなのだが…圧巻の1364組を見た後では「少ない」と感じられるのが正直なところ。どうやら、数字感覚が麻痺してしまったようだ…。
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今回話題となった店舗「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」について、「スターバックスコーヒー ジャパン株式会社」の担当者は「1年の中でも桜の季節は多くのお客様に訪れて頂いており、コーヒーやティー、季節のビバレッジなどを、五感でお楽しみ頂いています」と説明する。
そこで、毎年花見シーズンの待ち組数の推移や、混雑が予想される際の注意点を尋ねてみたが、残念ながらいずれも同社からの回答は得られなかった。
高みの見物。 pic.twitter.com/D6bpepkTiY
ゆあ (@__yuaxxyua) April 7, 2024
なお、ゆあさんは6日の混雑ぶりを受け、翌7日には同店の有料テラス席を予約し、スムーズに入店できたそう。
「テラス席はとても良かったです。この日も本当に混んでいて、飲み物はオーダーしてから20分ほど待ちました」と、当時の様子を振り返っている。
しかし残念ながら、予約対象期間は7日まで。次の土日（13日、14日）は果たして、どれほどの待ち組数を記録するのだろうか…。
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秋山はじめ：1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力と機動力を活かして邁進中。
X（旧・ツイッター）を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉（浦和）や、蒲田などのローカルネタにも精通。