新潟県柏崎市で4月18日、県内トップを切って極早生品種「葉月みのり」の田植えが行われました。去年夏の高温少雨や元日に発生した能登半島地震で影響を受けた農家も多く、特別な思いで田植えに臨んでいます。
18日、柏崎市のほ場で行われたのは、極早生品種「葉月みのり」の田植えです。
「夏に新米を食べたい」という声に応えようと、2019年から本格栽培が始まった極早生品種の葉月みのり。大粒で甘味が強いのが特長です。
今年は元日の能登半島地震で被災した農家も多く、生産者は特別な思いを持って田植えに臨んでいます。
【田村農産 三上雅 代表取締役】
「年明けから大変な天災があり、田植えができないかもしれない、もしくはできないことが決まっているという農家がたくさんいると思う。その人たちの思いを胸に置きながら、今年も無事に田植えできればいいと思っている」
また去年は猛暑に加えて登熟期にあたる8月に雨が少なく、大きな打撃を受けたため、「今年こそは」と収穫への期待を膨らませています。
【田村農産 三上雅 代表取締役】
「一等をとって、良い米をとって、葉月みのりを全国にお届けできれば」
JAえちご中越によりますと、今年は春先の天候に恵まれ苗の生育状況も順調だということです。
葉月みのりは8月中旬に収穫を迎えます。