ドライヤーの冷風を活用すると? メリットに「初めて知りました」

毎日のヘアケアでなにげなく使っているドライヤーですが、「どうして冷風機能があるのだろう」と思ったことはありませんか。
実は、ドライヤーの冷風機能は髪のキューティクルに影響する見逃せない機能だったのです。
ドライヤーの冷風機能は、温風機能と使い分けることによって髪に好影響を与えます。ヘアケア製品を多く手がける企業・SALONIA(以下、サロニア)の公式サイトでは、冷風機能のメリットや温風との使い分け方法について解説しています。
サロニアによると、ドライヤーの冷風にはキューティクルを引き締める効果があるそうです。温風後に冷風を髪に当てることによってキューティクルが閉じ、つややかで指通りのよい髪になるのだとか。
濡れている髪は、キューティクルが開いておりダメージを受けやすい状態です。温風のみで乾かすと髪が熱を持ったままなので、キューティクルが開いた状態が長くなります。
枝毛ができるのもキューティクルが開いていることが原因です。キューティクルが開いていると、水分やタンパク質が髪の外に逃げていってしまうため、冷風を使用しキューティクルを閉じましょう。
サロニア ーより引用
とはいえ、キューティクルが引き締まるからといって冷風だけで髪を乾かそうとすることはNGです。乾くまでに時間がかかったり、頭皮に残った水分に菌が繁殖したり、血行が悪くなったりなどのデメリットがあるからです。
温風と冷風の時間をほどよく使い分けて、キューティクルの引き締まったつややかな髪に仕上げましょう。
また、冷風機能はキューティクルを引き締めるだけではなく、「ドライヤーの熱によるダメージの軽減」「スタイリングが長持ちする」「髪の広がりを抑えられる」などのメリットもあるそうです。こちらも嬉しい情報ですね。
今まで温風だけで乾燥やスタイリングを済ませていた人は、これから冷風機能を活用してみたくなったのではないでしょうか。
基本的に、冷風機能を使う時には温風の後に冷風を当てるようにします。その時気になるのは「それぞれ何分ずつがいいの?」ということでしょう。
サロニアによると、一般的には『温風が8割、冷風が2割』なのだそうです。
温風であらかた乾いたところを、冷風で仕上げをするようなイメージですね。
温風と冷風の使い分けをするだけで髪の状態が変わるなら、ぜひ試してみたいと思いませんか。次に髪を洗った時に思い出してみてください。今まで以上にきれいな髪に仕上がりそうです。
[文・構成/grape編集部]