フジ風間晋氏、「めざまし8」で岸田首相の少子化対策での国会答弁に「きちんと説明されていない」

フジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月~金曜・午前8時)は2日、出生数80万人割れで歯止めがきかない少子化問題を特集した。
番組では、子ども予算の倍増を掲げた岸田政権だが具体的な財源を巡り国会で厳しい追及が続いていることを伝えた。岸田文雄首相は1月の施政方針演説で「6月の骨太方針までに将来的な子ども・子育て予算倍増に向けた大枠を提示します」と述べた。こうしたなか1月27日の衆院予算委員会で予算倍増について問われ岸田氏は「数字でありきではないということ。従来から申し上げている」と述べた。さらに1日の参院予算委員会で岸田氏は子ども・子育て予算の財源を聞かれ「今現在、必要とされる子ども・子育て政策を今内容において具体化、整理をしている。こういったことも踏まえて財源を考えていく」と述べたことを伝えた。
コメンテーターで同局解説委員の風間晋氏は、岸田氏の答弁の印象を聞かれ「きちんと説明されていないので、倍増っていうのも言ってみただけなのかなという印象がぬぐえないと思います」と指摘した。
さらに少子化対策について「過去50年間、本当に様々な議論が行われて、様々な少子化対策が打たれたんだと思いますけど、やはり効いていない。効果が出ていないのは潔く認める必要があると思います。そこからでないと、抜本的な出直しがないと今までの継続的なやり方、発想ではなかなか至らない状況になっているんじゃないか。思いっきりが必要な局面にきていると思います」と解説していた。