絆創膏が剥がれにくくなる貼り方は? 日本赤十字社の情報に「これは助かる」

絆創膏は、ちょっとした傷を刺激から守り、保護してくれるアイテム。特に子育て中はお世話になる機会が多く、「もしもの時のために持ち歩いている」という人も多いでしょう。
とはいえ、「貼ってもすぐに剥がれてしまう…」とイライラする場面も多いもの。こうしたストレスを解消するための裏技を、日本赤十字社の公式サイトより紹介します。
複雑な形状をしていて、動かす機会も多い『手』や『指』は、絆創膏を貼ってもすぐに剥がれてしまいがちです。「あまり意味がないから…」と、絆創膏を貼ることそのものを、あきらめてしまうケースも多いのではないでしょうか。
日本赤十字社の公式サイトでは、ほんの少しの工夫で、こうしたお悩みを解決できるアイディアを紹介しています。
【用意するもの】
・絆創膏
・はさみ
【ひと工夫の方法】
赤い線部分に切り込みを入れます。
日本赤十字社 ーより引用
絆創膏を横向きに置き、粘着部分の左右それぞれから、真横にはさみを入れましょう。真ん中のガーゼの少し手前まで、しっかりとカットしてください。
ガーゼを支える部分が2本から4本に増えることで、貼り方のバリエーションも増加。しっかりと固定できるようになり、剥がれにくくなります。
絆創膏の両側部分をカットしたら、早速傷口に貼っていきましょう。まずは指先や指関節にケガをした場合です。
傷をおおうように、絆創膏のガーゼ部分を当てます。その後、絆創膏の両端部分を、それぞれクロスさせるようにして固定してください。左右それぞれのパーツで、2つの『X』を作るよう意識しましょう。
しっかりと包み込むように貼り付ければ、動かしやすく剥がれにくくなります。特に指関節に使う場合、動きを制限されにくい点がメリットです。
親指と人差し指の間のみずかき部分にケガをしてしまった場合も、カットした絆創膏なら便利に使えます。ガーゼ部分を傷口に当てたら、今度は絆創膏の両端部分を、広げるようにして固定しましょう。アルファベットの『V』の字を作るよう意識してみてください。
そのままペタッと貼った時よりも、広い面で支えられるぶん、安定感がアップします。
絆創膏が剥がれるたびに、いちいち貼り直すのは大変です。絆創膏を無駄にしないためにも、ぜひ貼る前のひと手間を取り入れてみてください。
日本赤十字社が公式サイトで紹介している情報も参考にして、日常の小さなストレスを解消しましょう。
[文・構成/grape編集部]